スプレッドシートを使っているときに、表じゃなくて文章を打ち込んでいることもありますよね。
途中で「あれ、これって今何文字ぐらいだっけ? 」となることもしばしば。
そんな時は「LEN関数」を利用すると、あっさりと解決できます。
指定したセル内にある文字数をカウントしてくれるので、いちいちコピペしなくていいんですよね。
一度ひな型を作っておくと、細かく文字制限のある記事を書く時にけっこう便利に使えます。
「LEN関数」 を使って指定したセルの文字数を表示
スプレッドシートで文字数をカウントする方法は、とても簡単です。
カウントした文字数を表示したいセルに、関数を入力。
=LEN(数えたいセルの番号)
これだけです。

「=LEN」は小文字の「=len」でも大丈夫なのでお好みでどうぞ。
セルに直接書き込まなくても関数は使える!
もちろん直接セルに書き込んでもいいんですが、クリックしていけばそれでできます。
まずは関数を入れたいセルをクリックして、選択状態にしましょう。
スプレッドシートのメニューバーから、「挿入」→「関数」→「テキスト」→「LEN」でOK!

これだけで、さっくりと「 LEN関数 」が入力されました。
=LEN() の()のあいだに|が点滅していれば、そこに数値を入れられます。
この状態のまま、今度はカウントしたいセルをクリックして、決定すれば終了です。

ちなみに、うっかり選択を解除したり、違うセルを選択したりした後に訂正する場合もクリックでOK。
「 LEN関数 」はこんな時に便利!
私が便利だなーっと思ったのは、ライティングの文字数を数えられることですね。
指定したセルの文字数を表示してくれるので、見出しごとの文字数指定が細かくある場合便利です。
一度ひな型を作っておいて、あとはシート自体をコピーしながら改良を加えていくのがおすすめ。
どんどん自分好みの原稿用紙状態になっていきます。
今使っているのは↓こんな感じです。

最初に一番右の情報メモで、全体的な文字数を把握。
暫定目次・振り分けを使って見出しごとに整理。
それを元に本文執筆、とやると文字数が分かりやすくて助かってます。
タイトルなんかも文字数が一発で表示されるので、大分楽です。
うっかりしがちな注意点|改行とスペースもカウント!
見出しそのまま、改行とスペースも1文字分としてカウントされてしまうので注意が必要です。
この「 LEN関数 」というもの、どうも「文字」を数えているというか……。
「打ち込まれたカタマリの数」を数えているようなんですよね。
なので、スプレッドシートのセル内で改行する、Ctrl+Enterで1カタマリとして1カウント。
スペースを空けるのも、1カタマリとして1カウントされます。
スペースは半角だろうが全角だろうが、1つにつき1カウント。
ちなみに「・・・・・・」は6カウントで、「……」は2カウントになります。
大体でいいので、改行やスペースを使った回数を覚えておくといいですね。
箇条書きなんかを利用すると、一気に文字数が上乗せされるので注意しましょう。
セル内で改行やスペースを使わないよ、という場合は問題ありません。
おわりに
「 LEN関数 」 を使うことで、スプレッドシートで文字数が数えられるようになりました。
やっぱりそれぞれの項目ごとにカウントしてもらえると、いろいろ安心できます。
慣れている人なんかは、文字数なんて感覚で分かるのでしょうが、私には未だ無理でした。
なので、ちまちま確認しながらライティングに励んでいます。
お仕事の記事だと、小見出しごとに文字数が違い過ぎると「なるべく揃えてね!」とツッコミが入るのです。
いつかスラスラ~っと1本仕上げられるようになりたいなぁ……と思いながら精進しています。
この記事が誰かのお役に立つことを願って。